結納金という大きな金額のものを準備するのは、緊張しますよね。なので、段取りよく準備をして、自分の手元で保管する時間をなるべく短くしておくといいと思います。
ここでは、結納金を贈るのに必要なものを紹介します!
結納金の金額が決まったら
銀行に行く
結納金をいくら納めるのかを、両家で相談し、金額が決まったら、まず銀行へ行きましょう。
結納金は新券で納めます。実は銀行によって、1回に新券に交換できる枚数が決まっていたりするので、その場で行ってすぐ真新しい新券に交換してもらえるわけではありません。
金額によっては、1週間程度かかる場合もあるので、いつまでに新札でいくらが必要なのかを伝え、手続きをします。
銀行によっては、手数料がかかる場合があるので併せて確認を。
結納金封(包み)を用意する
結納金を包むための袋を用意します。結納品パックを利用するなら同じ店で準備できますが、そうでない場合は、デパートなどで入手します。通常のご祝儀袋と比べてかなり豪華な印象を受けると思いますよ。
そして、ご祝儀袋と同じように、金封の表書きと中袋に金額等を記入する必要があります。これは毛筆での筆耕となるので、筆に自信があれば自分で書くもよし、自信がなければ筆耕を依頼してもいいでしょう。
なかには筆耕サービスのショップもあるので探してみてくださいね。包み方もご祝儀袋と同じです。
慶事ですので、上下の折り返しを上→下の順で折り、下の折り返しが上を向くように包むことをお忘れなく!
金子箱、白木や塗りの台を用意する
結納金は、ただのお金ではありません。贈るときにもきちんとした準備が必要です。
結納金の金額にもよりますが、100万円以上になるとかさばってしまい、美しくありませんし、持ち運びにもよろしくないので、桐の金子箱を用意するといいでしょう。
100万円以内だったら、金封に包み、白木や塗りの台に、他の結納飾りとともに載せます。
結納金だけの取り交わしの場合
両家で相談し、結納飾りを省略し結納金だけの取り交わしにする場合は、金子箱に入れて渡す、白木の台に乗せて渡すのがオススメです。
袋のまま手渡し、というのはオススメしません。